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腐日本   

今日は放送していました。
巷では月1でしか放送してないんじゃないかと噂されている『太田総理』。

内容は今日もおもしろかったです。

W杯開幕で盛り上がる世の中ですが、それに乗っかった最初のマニフェスト。
『W杯日本戦は祝日に!』
サッカーは世界的な人気球技だし、W杯ともなるとその試合の
放送時間はとても視聴しにくい時間帯。国をあげて応援するために、
しっかり応援できる環境を作るべきだというのがこのマニフェストの概要。

正直、自分はサッカーについてはそれほど知識があるわけでもないし、
このマニフェストに賛成というわけでもないです。
それでも思うのは、日本はまだまだ世界の強豪国に比べると実績もないので、
祝日にするのはまだ先の話だろうなって感じです。


今回の自分のメインはどちらかというとこっち。
昨今問題となっているニート問題。NEETとはフリーターとはまた違い
Not in Employment, Education or Trainingの略で
働かない、学ばない、職業訓練をしない人たちのことをいうのですが、
そのニート問題も深刻化を増しており、国が支援している
2006年度若者雇用対策費は761億円にも達しています。
国の税金でそこまで彼らを支援する必要があるのだろうか?
ニートという新しい言葉が生まれたことにより自分たちが
時代の最先端にいると勘違いしているのではないか?
そこで、今回のマニフェストは
『ニート対策は一切禁止します』。

ここでも様々議論がされる中、印象に残ったのは、

「若い時期に自分のやりたいことも見つからないし
何をしたらいいかわからない、それで働く気力もない。
そんな時に親のスネをかじって、みじめな思いして。
多少なりともそんな時期も誰にでもあるんだよ!
なにもちやほやしてそいつらを救ってやる必要はないんだよ!」(太田)

「いまニートのやつらは俺は見捨てるしかないと思う。
それでもニートはどんどん増え続けるんだよ!
だからやらなくてはいけないことは、これからニートを
いかに増やさないようにするかを考えなければならない。」(ラサール石井)

番組が進んでいき、現役ニートたちが登場し、討論に参加する中、
そのニートの一人が発した最初の一言、

「働いたら負けだと思ってるんで・・・。」(ニート)
「いかに働かないで生きていくかを問題にしてるんで・・・。」(ニート)

衝撃ッ!!
話を聞くと、やはり生活費も自分で稼いでるわけもなく、
親に迷惑をかけている有様。それについて、

「親は自分たちに投資してるんですよ。
もしかしたらニートだって化ける可能性があるかもしれないですよ。」(ニート)

・・・唖然。

「帰国子女とかあるじゃないですかぁ、
だから、そのうちニート10年以上やっている人とかが
必要とされる時代も来るかもしれないですよ。」(ニート)

おおぉッ!ここまでプラス思考だと逆にすごいし・・・。

ニートって言っても、様々で本当になにも見つからずに
悩んで苦しんでるニートもいれば、その言葉を利用して生活しているものもいる。
ニートという言葉が大まかすぎるんだよ。
今後やっていかなければいけないことは、
前者の支援であって、さらにそれをニート支援と呼んではいけない。
ニートと一口で言っても明らかに前者と後者には大きな違いがあり、
それをおおまかに認識するのは極めて危険じゃないだろうか。
国の方でもそこの違いをしっかり見極めてこの先動いてほしいと思った。

あとこの番組をみた大人たちは若者に対して不安に思っただろうな。
その若者としてあの番組に出てるものと一緒に見られると思うと気持ちが悪いです。

by a_wonderful_error | 2006-06-10 00:57 | TV

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